仲秋の候、皆様におかれましては益々ご清祥のことと存じます。
日頃はきもの100万人プロジェクトの活動にご協力いただきまして心より感謝申し上げます。

プロジェクト発足から１年5カ月、私が代表に着任して1年となります。
少しでも多くの方々にプロジェクトの認知度を上げるため、そして和装に関心を持っていただくため、大臣や都道府県知事へのご賛同のお願い、 著名人の方々からの応援色紙のお願い、「鬼滅の刃」 コスプレコンテストの開催等を実施してまいりました。

また、皆様のご支援とご協力のお陰で今では300社を超える企業・団体様にご登録いただくまでになりました。

そこで着任からちょうど1年を迎える節目を期に、新しい時代を牽引していってくれるであろう若手にバトンを託すことを決意いたしました。
本プロジェクトの「きものを次世代へ」というコンセプトに、その方がふさわしいと感じています。

次期代表には、若手有望株として評価している日本和装ホールディングス株式会社の道面義雄氏を指名させていただくことといたしました。

これからの着物業界のため、そして大切な日本の伝統文化「きもの」を未来に伝えていくために、若手ならではの視点と行動力でこのプロジェクトの活動を一層盛り上げていってくれることと期待しております。私もバックアップを惜しまないつもりです。是非とも皆様にも道面氏を支えていただき、 今後も当プロジェクトに倍旧のご支援ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表就任のご挨拶

清秋の候、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私こと、このたび阿部昇氏の後任として、きもの100万人プロジェクトの代表に就任する運びとなりました。
このような大役をおおせつかり、その責任の重大さを痛感している次第ではありますが、同時に大きなチャンスをいただいたことを大変光栄に思っております。

2020年6月の設立時より、当プロジェクトは日本の伝統文化である「きもの」を次世代へ伝えていくため、着物業界の発展のために様々な活動を行ってまいりましたが、今後さらなる飛躍を遂げるためには大きな柱が必要であると考えました。

そこで私が導き出した答えは、『きものを世界遺産へ！』です。
実現に向けて、まずは『きものを世界遺産へ！』のPR動画となるアニメーションを製作し、国内外への発信を企画。そのためのスポンサー募集やクラウドファンディングの実施も予定しています。
また、当プロジェクトを現在の任意団体から一般社団法人へ変更することも考えております。これにより、今まで以上に幅広い活動を行ってまいりたいと存じます。

なお、会費は「無料」を継続いたします。活動費用は、寄付金やクラウドファンディング、異業種なども含めた資金調達先の開拓を検討しています。

若輩者ではございますが、プロジェクトのコンセプトである「きものを次世代へ！」という想いを形にするためにも、きものの世界遺産登録に向けて専心努力いたす所存でございます。
これまでプロジェクトの活動にご支援ご協力くださった皆様方に、この場を借りて改めて感謝と敬意を表しますとともに、今後とも何卒一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書中をもちましてご案内かたがたご挨拶申し上げます。