大学2回生の時、織物の魅力を再認識し手織りの世界に傾倒していきました。 株式会社加納幸に入社後は袋帯をはじめ、唐織、引箔、本袋とさまざまな技術を習得。今年度は小機を使って着尺の製織にも挑戦しています。
大学4回生の頃、所属分野の先生から加納幸という会社で手織り職人を探しているから行ってみないか?とお話をいただいたことがきっかけです。
「織り」に対して自分に適性があることを自覚し、職人になることの希少性に惹かれてこの世界に入る決心をしました。
純粋に機織りを毎日できることが幸せなのですが、加えて、私が織った帯をお客様が着て下さった姿を見せてもらえた時、喜びがじわじわ押し寄せてきていつも泣きそうになります。