半衿創りから始まり、今では草履・バッグ、七五三祝いの被布に至るまでをオリジナル商品に拘って自社開発されている和装小物のメーカー、「衿秀」で花緒の挿げ師として履く人の足にしっくりくる草履を形にし、皆様の足元を支えています。
地元京都の会社に最初は雑用・下足番として入ったのですが、暫くして社長に「職人を目指さないか?」と言われたことがきっかけでした。
その後、縁あって花緒の挿げでは十本の指に入るくらい有名な職人を師匠として教えてもらった事が私にとってとても嬉しくラッキーなことでした。
お客様の顔を見るときです。色々な展示会へ行ってその場で花緒の挿げをして喜ばれる時もそうですが、商品を見て感動される顔を見るのも好きです。
(自社の商品は)一目で衿秀の商品とわかるし、下手な言葉は要りませんから。説明よりも見て実感して感動していただくのが何よりですね。