自宅工房で、紬の糸を草木で染めて、着物や帯を織っています。
デザインから作品になるまで、ほぼ一人で完成させています。
染める材料となる草木、栗のイガや梅やあんずを自分で集めに行くこともあります。
草木から出る染液の色に興味があり、ロマンを感じ、染色を学び、着物や帯にも興味が広がり、そのほかの色々な偶然の重なりでこの仕事についたと思います。
着物や帯は平面で、立体を想像しながら、設計図(デザイン)を考えています。私が織った着物を仕立てて、着て下さったり、帯を結んで下さる方にお逢いして着姿を見ること、お話しが出来ることが一番の喜びであり、嬉しいです。